N64のRGB出力化改造可能本体について
★はRGB改造が可能な本体と不可能な本体が存在します。正確な判別方法は不明ですが巷で言われている判別法と今までの改造で自分で勝手に解釈している情報をまとめて書いておこうと思います。
★ただし、あくまで個人調査に基づいてですので以下の情報の限りを保障するものではありませんのでご了承ください。
一番確実な判別方法は本体を分解して基板の構成や映像出力PPUを確認することです。
→改造可能本体と不可本体を比べてみる (画像サイズが多少大きいので注意)
一番分かりやすい確認方法は青○のチップです。ここが「VDC−NUS」となっていればRGB出力が出ています。
ちなみに改造不可の本体(NUS-CPU-05基板:写真下)では「AVDC−NUS」に代わっています。(写真では判別しづらいですが…)
チップ確認まで分解するのが面倒な方なら本体裏の6個のトルクスネジをはずしただけで写真のカセット挿し込み口の後ろに記載されている基板の型番を見れば大体分かります。
↑ここが「NUS-CPU-01」、「NUS-CPU-02」、「NUS-CPU-03」、「NUS-CPU-04」までなら上の「VDC−NUS」チップが載っていると思われます。
ちなみに「NUS-CPU-04」基板からは出力コネクタの4番「C・Sync」の信号が結線されてません。パソコンモニター使用の方でC・Syncを垂直同期と水平同期に分離してRGB表示させてる方は注意。
ツーか、分解自体が嫌な方やできない人は型番で判別するしかありません。一応今までの改造履歴で培った情報を記載しておくと…
今まで改造した改造可能本体の中で 一番古い型番 |
l | 今まで改造した改造不可本体の中で 一番若い型番 |
NUJ-13319819 基板:NUJ-CPU-04 |
〜 | NUJ-13766992 基板:NUJ-CPU-05 |
…と、なってます。よって「NUJ−00000001」〜「NUJ−13319819(仮)」は改造可能ということになります。…とはいってもこの限りを保障するものではないのでなるべく若い型番を用意するのが懸命だと思います。
店で売っている場合…「箱に入っているのとかは型番を確認できない!」ってのがあると思います。
上記の改造可能型番は全て黒本体です。最低でも黒本体を買う必要があります。
しかし、黒本体を買っても上記の改造可能型番かは運しだい…一応出回りでいうと黒本体の7〜8割がたが改造可能本体ですのでご自分の運を試すのも一興でしょう。改造不可本体を引いた人はよっぽどクジ運が良いということで…
他の本体(ゴールド、クリア、ポケモン等)は全て型番がNUJ−13766992以上ですのでRGB改造がまず不可能だと思われます。
まとめると次のようになります。確実な判別法順に並べると…
1.映像出力PPUがVDC−NUSチップであること。
2.中の基板がNUS−CPU−01、02、03、04基板のどれかであること。
3.型番がNUJ−13319819以下(仮)であること。
4.必ず黒本体であること。(クリア本体、ゴールド本体、ポケモン本体は不可)
…が、実際は3番の型番で事足りると思います。今のところ例外が無いですし…