い

所

のタイトルには明らかにＲＧＰが不足しています。それを打破するためにマイクロソフトは英国のある会社に日本市場を意識したＲＰＧをアウトソーシング！そうして出来た自信作が…ってこれかいっ！？

確かに…確かにキャラの顔とかは洋ゲーっぽくなくどっちかと言うと日本のアニメ調のキャラですがやっぱりアメコミ調入ってます。なんというか外人がよく日本のアニメの絵を真似して書くと形が崩れた顔になりますよね？アレです。

キャラはお決まりのような顔合わせで悲劇の過去のある主人公「タル」、おてんば魔法っ子「アイリッシュ」（おまけにお約束の王女様）、セクシー女戦士「ブキ」、騙されて悪に手を貸していた科学者「エルコ」…本当にお約束のキャラ背景＆設定は泣かせます！（いや、別の意味で。）

この４人パーティーで（お約束の）危機にある王国を救え！がストーリーです。

とりあえず良い所を箇条書きしてみると…

★キャラ４人全て自分で操作できる。　この手のゲームは大体始めに一人キャラを選ぶのですがこのゲームは贅沢に４人全員、しかも一度に使えます！戦士タイプ２人はアクションゲー、魔法系２人はなんとＦＰＳゲーム！なんか新鮮。

★キャラでの戦闘がそれなりに楽しい。　まぁやってるうちに多少飽きてはきますがこの手のゲームにしては面白い方でしょう。

★意外と成長して各キャラのパラメーターを好きなように上げていくのが楽しい。　これはＲＰＧの醍醐味でしょう。自分はかなり偏ってます。→体力無視で攻撃力上げまくり！

★セーブポイントが的確にある。　セーブできなくて死ぬようなことはありません。セーブだけではなくてこのゲームは全てにおいてかなり親切設計です。

★英語の教材としてはかなり優秀。　人にもよると思いますがゲームの出来の悪さがかえって英語教材として活用できます。→何回同じ奴に話しかけても台詞が同じ。全く変化なし。よってヒアリングの練習に何回も聞きなおせるし字幕も出てるので分からない単語はゆっくり辞書で調べれます。

★全体的にシンプル・イズ・ベスト！　最近のＲＰＧはゴチャゴチャしたのが多すぎですがこのゲームは本当余分なものは一切ありません。気兼ねなく遊べます。

（微妙なところ）

★最後までほとんどストレスを感じずに遊べる！　経験稼ぎはもちろんゲームの進行上、特にストレスを感じるとことは少なかったと思います。→驚くほどめちゃくちゃ簡単。

★突っ込みどころ満載でかなり笑える！　これが良い所かは疑問ですがかなり笑えました。（もちろんメーカーの方は大真面目で笑わせようとしてはいないのだが）

…もう少しこのゲームについて書くと…

何と！！自分たち４人にクリソツな４人組パーティーが途中で出てきます。クリソツならまだいいんですが戦士なんかただの色違い以外の何者でもありません。はっきり言いましょう。格闘ゲームでいう２Ｐキャラです。(４人とも技、魔法全て同じ)

しかもコイツ等どうやら自分たちの影キャラらしく最後は何と何と何とそれぞれの瓜二つの自キャラと何と…

フュージョンするんです！！！必見！！爆笑間違いなし！

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所

★ボス戦が全てただの耐久戦！　ただ異様に硬く攻撃力が恐ろしくあるだけでボスの攻撃は驚くほど単調です。変化もほとんどなく全く持ってただの作業プレイにしかなりません。（確かに倒し方分からないと絶対勝てませんが）

★グラフィックが微妙。　背景・キャラ全てにおいてグラフィックが良いのか悪いのかかなり微妙。…と言うかグラフィックはいいがセンスが悪いのかも。いや、間違いなくセンスはアレです。

★村と城一つづつ使いまわし。　ほとんど色変えただけ。スゲー！！！！ちなみにステージは１０個もないのにそのうちの２つを使いまわしだから…

★似たようなアイテムばっかりでほとんど使わない。　戦闘中に使う特殊アイテムとかほしかった…回復系しかないの。

★ＮＰＣがバカ！もう本当バカ！！　途中で科学者が一人で恋人を護衛するミッションみたいなものがあるんですがＮＰＣ（恋人）は戦わないくせに自分から敵に密着しに行きます！当然こいつ死んだらゲームオーバーです。敵も容赦なくＮＰＣをコンボで切りまくります！基本的にＮＰＣは体力回復しないので目的地まで自分が盾にならないといけません。しかし、盾になって戦ってる最中でも自分より前に走って敵に密着しに行きます！死にたいんかぁ！！！！！！！！！

★武器が強いので魔法はほとんどいらない。　全面通して魔法っ子の回復呪文と戦士のアーマー魔法の２つしか使いませんでした。

…とりあえずこんなもんかな…人によってはほとんど全てが悪いところかもしれませんが…笑って許せるところは省きました。

評

おバカゲー（メーカーは真剣に作っているのですが）なので許せない人は駄目でしょうね…しかし、経験貯め面倒くさい、謎解きかったるい、迷うの嫌…等のぬるゲーマーには丁度いいと思います。自分も経験貯めるのは嫌いなのでストレスなく遊べました。

自分は完全に割り切って英語教材として使いました。だからかえってストレスなく進むので意外に楽しめました。…が真剣にやる人は多分ソフト投げるかもしれませんね…

うわさでは来年日本版にローカライズされるらしいですが大丈夫なんでしょうか…人事ながら心配してしまいます。の人気の起爆剤どころか止めを刺しそうで…

当たり前ですがＲＰＧなので英語が出来ないと進めません。…と言いたいところなのですが全く英語できなくても半強制１本道で詰まるところが全くないのでアクションＲＰＧやりなれてる人ならそのまま言ってること分からなくてもクリアで来ちゃいます。

しかし、このゲーム英語教材としては優秀なのでゲームではなく英語教材として購入してみます？