このゲームはやらねば!

初レビュー日:2003年10月13日  最終レビュー更新日:2003年10月13日  

レビュー状態:オールクリア後(今のところ1週のみです)  プレイ時間:20時間くらい

エターナルダークネス

ここではっきり言いましょう。100%洋ゲーです!しかし過去5年で一番斬新で面白かったゲームです!

     

良い所はとにかくこのゲームの企画のアイディアに脱帽です!

一言で言うといわゆるアクションアドベンチャーなんですがゲーム性、世界観、ストーリー性(脚本)どれを取っても一級品です!

このゲームは海外ではその年のゲームの賞をたくさん取りました。納得です。

   

とにかく世界観、脚本が良くその辺のヘタなB級ハリウッドホラー映画よりよっぽど面白い&怖いです。

ゲーム性は謎もアクションもそれなりの難易度なので他の洋ゲーに比べればクリアし易いです。(ただし個人差モロにあり)

アクション面でもアイディアが光ります。攻撃では相手の弱点を徹底して突いていく戦略性があり、また使用キャラ13人の細かい性能差とかも良く出来ています。

→例えば体力、幻覚ゲージ、魔法ゲージ、見えない攻撃力や防御力、足の速さ等が個々に違うのは当たり前ですがデブだとすぐ走ると息があがって走れなくなったりするスタミナ等が設定されているのが目新しいです。デブいジジイのキャラを使うときは(足が遅くて走るとすぐ息が上がるので)ストレスが溜まりますが…そういう不親切なところもかえって面白いです。

   

そして特にこのゲームの優れているのは音楽、効果音、グラフィックなどの演出面です。

その中でも特に斬新で秀逸なのはサニティーシステムです。これはサニティーゲージというのが下がってくると幻覚を見出すというシステムなのですがその幻覚が凄まじすぎます!大体想像つくからいいやとか言う人は絶対いい意味で裏切られることでしょう。質・量、共に豊富な予測不能の幻覚でマジでビビリます。

ネタバレなのでここで言えないのが非常に残念です。ぜひ御自分の目で確かめて下さい!!

       

クリア後の些細なおまけも個人的には嬉しいです。(特に英語字幕でできるようになるのは…→これにより海外版を買った人のメリット無し)

基本的には100%洋ゲーです!100%洋ゲーなので結構(結構どころかすごく)プレイヤーを選ぶと思います。

まず、最大の欠点は斬新さゆえのとっつきにくさでしょう!

   

始めてやると洋ゲーに慣れた人でも何すればいいか分からなかったり面白さが全然理解できなかったりします。4分の1ぐらい過ぎた辺りからはこの面白さから抜けれなくなるのですが…

それなりの暗号解読能力が必要です。途中から「エターナルダークネスの書」の能力によって魔法みたいのが使えるようになりますが新規魔法の制作方法等は結構ノーヒントなのでこの辺が解けない人にはダメかも…作れないと先に進めないところとかありますし…

アクションが結構ショボイ…これも人のとらえ方の差が出ます。カプコンのバイオシリーズや鬼武者シリーズに比べたらアクション面は切る、撃つ、殴るより魔法等の戦略面に比重がかけられているからです。

細かいところでストレスが溜まる。マニアックな設定、キャラ能力のせいで良く作りこまれている半面不親切でムカつくことがあります。

…この辺がこのゲームがプレイする人を選ぶ理由でしょう。

   

細かいところではおまけ要素を全て出すには3週(3回クリア)しないといけないところかな。まぁ一応3週するのに飽きないように多少は作ってありますが…(敵の種族が変わると多少ストーリーが変わることとか)

個人的には言語道断ですが広い層にやってもらうためにはオプションに日本語吹き替え字幕無しの設定があってもよかったのでは?

とにかくこのゲームこそ何も聞かずにやれ!…と言いたいです。

このゲームは上の欠点を全て圧倒的な良い点で凌駕しています。何と言ってもこのゲームのアイディアを満喫して欲しいです。もう洋ゲー汁でまくりです。このゲームをやれば必ず他の洋ゲーも好きになることでしょう。ハマります。

アニメおたくの友人が無理矢理勧めたこのゲームクリア後「日本のゲームはキャラがアニメっぽいのばっかりでダメだよな」「システム的に幼稚なのが多い」と言い始めました!!!??→最近は貸したGC版スプリンターセルに凝っています。

近くのゲーム屋で新品が980円で(大量に)投売りされています。(市場比較参考価格:コナミ・マッスルちゃんぴおん〜筋肉島の決戦〜→中古1,480円) 悲しいことです。

 

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