EvoXのスキンの変更
ダッシュボードにEvoXを使用していると電源を入れたとき専用のメインメニュー画面が立ち上がります。この画面(スキン)を好きな配置で好きな画像に変えたい人は結構いると思います。
ここでは2つの方法を紹介したいと思います。どちらの方法を行なうにせよ最低でもFTP接続は必須です。
A.専用ツールを作ってスマートに製作!
この方法の利点はツールさえ使いこなせるようになれば好きなように簡単に独自のスキンを作れることです。ツールは「EvoX Skinner」等何でもいいですが一番自分が使いやすいと思ったものを使用するのがベストでしょう。
@適当なXBOX用のスキンツールを入手。
A一緒に使い方が書いてあるメモ帳等が付属してるので、開く→見る→理解する→使う→スキン製作
B完成→導入(FTP等でCドライブ内の「Skin」フォルダーに入れるだけです)
…以上(いちいち細かく書くときりが無いので…スマンです。本当、付属のマニュアルしっかり読んで下さい!)
B.既にあるスキンの構成ファイルを書き換えて作る!
こちらの方法はわりと初心者にも簡単にできます。ツールも用意しなくていいですし…ただ、最低でもFTPで本体とデータのやり取りが出来るのが最低条件です。初心者向けなので詳しく書いておきます。
@まずはJPEG画像を2枚用意する
2枚用意するのはメイン画面用とロード画面用が必要だからです。どちらも同じ画像にするなら1枚でもいいけど…
サイズは一応「X,Y]の比率が「600,480」の比率ならオッケー。違う場合は自動的に修正されます。
ここでは上の2つの画像を使用します。ファイル名はメイン用画像を「aka-doa1.jpg」、ロード画面用画像を「aka-doa2.jpg」としておきます。
*このかっちょえー画像はアカハナ師匠の承諾を受けて使用しています。題名は「Dead or Alive」…今回の木偶スキンもDOA…えらい違いや…
A書き換えするスキンをPCにバックアップとしてコピーしておく
当たり前ですがもしものときのバックアップ!書き換えするスキンは軟派な以下のスキンを材料に…
この画像のファイル名はメイン用「DOASOS」、ロード用「DOASOSload」となってます。
Bスキンの概要を理解する
作業ではないですがここでスキンの概要をお勉強。スキンはCドライブ内の「Skin」というフォルダーに入っています。
今回のスキンは「DOA SOS」というフォルダー名で中にはメイン用画像とロード用画像、それと構成ファイルの3つが入っています。
今回の方法は画像を交換して構成ファイルを書き換えるというものです。
C実際に構成ファイルを書き換える
細かい説明は無しです。自分で色々いじって下さい。例を簡単に書いときます。参考までに。
時間の設定の例 Text=600,30,1,0x000000,1,"<Time>" X座標、Y座標、色(000000なら黒とかFFFFFFなら白とかコードが決まっています。)、以上の設定で時間を表示します。” ”内の<Time>は表示されません。
基板の温度の設定の例 Text =495,380,1,0xC71D1D,0,"SYS/<Temp1>" 上と同じです。ただ「SYS/」と記載した後に基板の温度を表示します。
「EvolutionX」の回転するロゴの位置の設定 LogoType = 4 0〜4までの数字を入れて下さい。真ん中にするか四隅にするか…
★木偶スキン「DOA SOS」の構成ファイル
# _DOASOS_ skin.ini created
with EvoX Skinner 1.2.5 ←なくてもいいです。#つけるとプログラムで読まなくなります。
# Skin design by Some Chick Named Koonchu ←なくてもいいです。#つけるとプログラムで読まなくなります。
SkinName "DOA SOS","DOA SOS" ←フォルダーの名前を記載
[Skin_DOA SOS] ←フォルダーの名前を記載
Text = 600,30,1,0x000000,1,"<Time>" ←時間の設定@
Text = 600,30,1,0x000000,1,"<Time>" ←時間の設定A
Text = 46,30,1,0x000000,0,"IP <IP>" ←IPの設定を記載
Text = 46,360,1,0x000000,0,"<CRLF>D:
<CD><CRLF>F: <SpaceF><CRLF>G:
<SpaceG>" ←ドライブの容量の設定を記載
Text =495,380,1,0xC71D1D,0,"SYS/<Temp1>" ←基板の温度の設定を記載
Text =495,405,1,0xC71D1D,0,"CPU/<Temp2>" ←CPUの温度の設定を記載
Text =495,430,1,0xC71D1D,0,"HDD/<Temp3>" ←HDDの温度の設定を記載
LogoType = 4 ←「EvolutionX」の回転するロゴの位置
Main = "\skin\DOA SOS\DOASOS.jpg" ←メイン画像の置き場所
Launch = "\skin\DOA SOS\DOASOSload.jpg" ←ロード画像の置き場所
BarColor1 = 0x000000 ←メインメニューでのバーの色の設定
BarAlpha = 0.125 ←メインメニューでのバーの明るさの設定
MenuColor1 = 0x000000 ←メインメニューでの文字の色の設定
★今回の製作スキン「Akahana DOA」の構成ファイル
# _DOASOS_ skin.ini created
with EvoX Skinner 1.2.5
# Skin design by Some Chick Named Koonchu
SkinName "Akahana DOA","Akahana DOA"
[Skin_Akahana DOA]
Text = 600,30,1,0x000000,1,"<Time>"
Text = 600,30,1,0x000000,1,"<Time>"
Text = 46,30,1,0x000000,0,"IP <IP>"
Text = 46,360,1,0x000000,0,"<CRLF>D:
<CD><CRLF>F: <SpaceF><CRLF>G:
<SpaceG>"
Text =495,380,1,0xC71D1D,0,"SYS/<Temp1>"
Text =495,405,1,0xC71D1D,0,"CPU/<Temp2>"
Text =495,430,1,0xC71D1D,0,"HDD/<Temp3>"
LogoType = 4
Main = "\skin\Akahana
DOA\aka-doa1.jpg"
Launch = "\skin\Akahana
DOA\aka-doa2.jpg"
BarColor1 = 0x000000
BarAlpha = 0.125
MenuColor1 = 0xC71D1D ←画像の関係で黒(000000)だと見難かったのでワインレッド(C71D1D)に変えました。
上の木偶スキンファイルから書き換えたものはピンクで表示してあります。
特に表示位置とかは変えなかったのでほとんどは画像のファイル名やフォルダー名の書き換えで済みました。
画像の関係で表示位置・色・表示文字等を変えたい方は数字を変えるだけですので応用を利かせて下さい。
D実際に動作確認してみる
出来たものはFTP等でCドライブ内の「Skin」というフォルダーに新しく作ったスキンをフォルダーごと入れて下さい。その後必ずリブートして動作確認して下さい。
メインメニューから「SystemUtils」→「Skins」と選んで「Akahana DOA」とあればとりあえず成功。
実際に選んで以下のように変わっていたらオッケー。一応適当にゲームとかやってロード画面の画像もきちんと表示されるか確認。
コレにてかっちょえーオレ流XBOXの出来上がり!かっくいー!!